ステップにはいろんな踏み方があります。要はオーバーステップしないでＤＦをあざむくことができれば、それで良いんです。

　両足着地のゼロステップはそのままの姿勢で急激にスピードを落とすことと、急激に方向転換するときにはどうしても必要です。だからこれが基本になるのです。

　片足着地ではスピードが出ても方向転換がしづらかったり、急激にストップするために片足を前に出して踏ん張らねばなりません。

　直線的な走りでスピード、タイミングの速さを求める場合は、片足着地の方が有利でしょう。

　ハンドボールでは状況に応じていろんなステップが要求されるのです。どっちが良いかではなく、どっちも使いこなすことが要求されるのです。

ステップの踏み方は、編集ビデオ「ザ・フェイント」「小さな巨人たち」「白永蘭のプレー」あたりを参考にして下さい。