このコーナーはみなさんから寄せられた質問に答えた内容を紹介したものです。練習の参考になれば幸いです


相 談

DFは、片方をDFのプレーヤーが守って、片側をキーパーに任せて守るってよく聞きますが、想像できません。どういう状態のことなのですか? それが7対7の試合形式になると、どういう状態になるのかも分からないのですが。

 相手がシュートに来たとき、手を上げてシュートをカットしますね。手を下げていると頭の上からシュートを打たれてしまいますから。

 シュートはいろんな場所から飛んできますので、DFはその場所に応じた所に立って手を上げなくてはなりません。

 このDFが手を上げるとき、相手が右利きならDFはゴールの中央よりも、向かって右側寄りに立って手を上げるという約束事(シューターの利き腕側をつぶす)をつくります。そうしたら、相手はゴールに向かって左側にシュートするはずです。はじめから左にシュートが来るとわかっていたらキーパーは楽にキーピングできますよね。

 基本的にはシューターの利き腕側をつぶすのですが、キーパーが要求すれば逆をつぶすこともあります。こういった約束事をポジションごとにつくっておくのです。

 たとえば、「左サイドが回り込んで左45度からシュートにきたら、左45度DFは近目をつぶしてくれ」(ゴールに向かって左側に立って手を上げる…正確にはシューターと2本のゴールポストを結んだ三角形の中心線の中央よりも左寄りに立って手を上げる)とキーパーに言われたらそうすれば良いのです。その方がキーパーは捕りやすいのです。