このコーナーはみなさんから寄せられた質問に答えた内容を紹介したものです。練習の参考になれば幸いです


相 談

少し前から、友達が、腰を悪くして、適度な運動しかできなくなりました
あまり腰に負担をかけないでできる筋トレや、運動方法があったら教えてください。

 腰は体の要ですから、ムリは禁物です。どれぐらいのトレーニングをしても良いか医者とよーく話し合った上で実行して欲しいと思います。

 大きな負荷をかけたり、激しい回転動作をともなう運動は避けたほうが良いと思いますので、肩や腕や握力の運動に限られてしまいます。これらの筋力トレーニングについてはハンドボール教室に載せてありますので参照してください。(ハンドボール教室には載せてありませんが、握力と腕と肩の筋肉を同時に鍛えるには、ゆびたて伏せが良いと思います…腕の幅や沈み込む深さによって鍛える場所が違ってきます)

 ここで「投げる動作に効果的な肩甲骨をよく動かす運動」を紹介しておきましょう。

@まず両手を広げてひじを90度曲げます。(このとき二つの肩甲骨は中央によります)

A次にひじを90度曲げたまま、両ひじと両手のひらを体の前でぴったりくっつけます。(このとき二つの肩甲骨は左右に広がります)

Bまた@の位置に戻します。

C今度はひじを伸ばし、頭の上で両手の甲をくっつけます。(このとき二つの肩甲骨は上方がくっつき下方が離れながら内側に回転します)

Dまた@の状態に戻します。

 これを繰り返すと肩甲骨の動きがスムーズになりますし、広背筋などの筋力トレーニングにもなります。

 1.2.3.4…と声をかけながら100回連続してやってください。これを1セットとし、3セットを目安にやってみてください。なるべく速くやった方が効果的なのですが、ただやるのではなく肩甲骨が動くのをしっかり意識しながら行ってください。


 
ハンドボールの筋力トレーニングは、編集ビデオ「善花女子商業のハンドボールPART2」を参考にして下さい。