このコーナーはみなさんから寄せられた質問に答えた内容を紹介したものです。練習の参考になれば幸いです


相 談

相談の返事にサイドシュートはゴールと勝負するのじゃなくて、キーパーと勝負するってことが何度か書いてありましてよね?高2の僕は今まで、サイドシュートをゴールと勝負してきました。なるべくキーパーから離れた場所に打とうと。やっぱりこの考え方ではだめなんでしょうか?あまり上手くないキーパーならためればアウトに打つことが出来るのですが、上手なキーパーになって、前につめられたり、フェイントで一人抜いてシュートを狭い角度から打たなければならない場合になると確率がおちます。どうしてもアウトをねらうことが出来なくて、インしか打てなかったり、アウトに打ってもキーパーの手に当たってしまうのです。これを解消するにはどうしたら良いのでしょう? ちなみに僕は、高2左利き179センチ70キロで右サイドをやってます。



 やはり、キーパーの体の周りへ打つ練習をしたほうが良いと思います。
キーパーの手の出にくいところ、特に頭上・顔横、脇横、股下が3大ポイントです。

 ここへ打つときは、それほど6mライン内への進入角度がなくても済みます。キーパーの正面からでも決められます。

 成功率を上げるには、狙っているところを覚られないこと、打つコースをだますことです。アウトの上だと思わせて脇横へ打ったり、脇横だと思わせて頭上へ打ったり、足横だと思わせて股下へ打ったりなど、打ち方を工夫することです。

 工夫はそれぞれ各人が独自のスタイルをつくりあげるものです。私の場合は打点を高くしてキーパーの手を上げさせて、脇横へスナップを利かせたシュートを打つのが得意でしたが、このシュートを会得するまで2年間かかりました。

 

 サイドシュートについては編集ビデオ「サイドの達人」を参考にして下さい。