自分のチームは２ポストにとても弱く、試合では点差がかなりひらいてしまいます。２ポストにはどんなDFで守れば良いのでしょうか？
２ポストに弱いというのはＤＦのチェンジがうまくできない、ということです。ＤＦシフトの問題ではないのです。
誰がポストを見て誰が上を見るのかということを早めに確定し、大きな声で意思表示することが基本です。しかしこの基本ができないんですね。
ポストは最初はセンターＤＦと４５度ＤＦの２人で上へ押し出しながらみていて、フローターの動きに合わせて、勝負時にいずれかが前へ出ます。このとき躊躇していると出遅れますので、早めに思い切って前へ出てください。
たいがいは、センターＤＦと４５度ＤＦの２人の意思疎通の無さか、前に出る判断の遅れが原因で、フェイントで抜かれたりパスを入れられたりします。
相手フローターがストップフェイントで着地する前に９ｍラインまで詰めていれば、そんなに簡単に攻めきれるものではありません。
前への出方が中途半端だから、ポストを見ていいのか上を見ていいのかわからなくなって、躊躇しているところをスピードで抜かれてしまうのです。
抜かれるととなりのＤＦがフォローに行かざるを得ません。そうすると、となりのＤＦが見ていたポストが空いてしまうのです。
ポストを守るときは、逆にフローターに自由な動きをさせない、ということが大きなポイントになることを覚えておいてください。
０：６ＤＦにおける２ポストの守り方は、編集ビデオ「鉄壁のディフェンス」を、1：5ＤＦにおける２ポストの守り方は、編集ビデオ「1：5ＤＦの基本」を参考にして下さい。