このコーナーはみなさんから寄せられた質問に答えた内容を紹介したものです。練習の参考になれば幸いです


相　談

僕はどうしても手回しで抜いてくる人を守れません、左手で相手の回してくる手を止めたと思っても、そのまま力や勢いで抜かれてしまうことがあります。自分では間合いが悪いのだと思うのですが、背が低いので高めにプレスで当たらなければなりません。どうしたら守れるでしょうか？また、低い身長でもどういったディフェンスをすれば相手は嫌がるのでしょうか？ちなみに僕は１：５のときは左から二枚目で、０：６のときは右から二枚目を守っています。
　

　相手をスピードに乗せてしまうと、いかにうまいＤＦでも勢いで抜かれてしまいます。ですから、相手がスピードに乗る前に当たらねばならないのです。よく９ｍの前で当たれ！と言うのはそのためなのです。

　前で当たった後は、足を大きく斜め前（真横ではなく）に運び、相手を外へ押し出すようにします。歩幅が狭いと差し込まれる可能性が大きくなりますので、大きな歩幅で横移動してください。

　小さなＤＦが大きなＯＦを守るには、以上のように相手がスピードに乗る前に、タイミング良く前で当たり、あとはしっかり横移動についていくしかないのです。そんなに難しいことではありませんが、フットワーク力と詰めるタイミング＝判断力が問われてきます。

　前に詰められるとＯＦはイヤなものです。どんどん前へ出てＯＦを困らせてください。

　前に出るとポストがフリーになったりしますので、となりのＤＦとのコミュニケーションも大切になります。前に出るときはあとのことは考えないで思いっきり出なければなりませんが、ポストがいるときはとなりのＤＦにポストをしっかり手渡ししてから出るようにして下さい。

　実際のＤＦのやり方については、編集ビデオ「１:５ＤＦの基本」「鉄壁のＤＦ」を参考にして下さい。