このコーナーはみなさんから寄せられた質問に答えた内容を紹介したものです。練習の参考になれば幸いです


相 談

僕たちのチームは、ついこの前から1:5ディフェンスで守ることにしました。
それで、トップディフェンスは一応、オフェンスの時にセンターをしている人にしました。
 しかし、1:5ディフェンスで守ろうという事は、ある試合中にとっさに決めたことなので、トップディフェンスをする人も適当に決めてしまいました。
 やはり、ちゃんと考えてトップディフェンスをする人を決めた方がいいですか?それならば、どんな人がトップディフェンスに向いているか教えて下さい。



  トップディフェンスは、1:5DFにおいてはセンターDFとともに、DFの要となるポジションです。

  トップディフェンスというのは、中に入ってシュートしようとするフローターを止めることと、フローター間のパスをスムーズにさせないことと、ポストへのパスカット、一次速攻が主な仕事となります。

  したがって、パスカットのセンスのある選手、つまりゲームの先読みの上手い選手が最も適しています。

 私流に言えば、勝負勘の強い選手(どうでも良い時は無駄な動きをせず、勝負時に全速力で動ける選手と言うのかな)です。

 トップDFは45度DFのフォローをします(2人で挟んで止める)が、どのタイミングでフォローに行くかを決めるのは、いわゆる「勝負勘」です。勝負に来ないと判断したら、放っておいて次のOFを見た方があるいはパスカットに出た方が攻撃的なDFを展開できます。

 いろんな人がいろんな意見をもっていると思いますが、私は上記のような選手にトップディフェンスをさせたいですね。


 実践における1:5DFの動き方は、編集ビデオ「1:5DFの基本」を参照ください。