このコーナーはみなさんから寄せられた質問に答えた内容を紹介したものです。練習の参考になれば幸いです


相 談

ダブルポストの時の右45度のオフェンスのやり方を教えてください。(右利き-身長180)



 右利き右45度の攻め方は、ハンドボール教室 相談 4「右45度のシュート方法について」、相談 206「右45度が左に流れながら打つシュート方法について」あたりを参考にして下さい。

 相手が1:5DFの場合は、正45度がフェイントを掛けた時点で12〜13m付近から走り始め、トップと45度の間(45度寄り)へカットインし、パスを受けた瞬間に45度DFの左横からシュートするようにします。トップが大きく浮いていてパスカットされそうなときは、15m付近から走り始めてください。

 味方正45度が強力なシューターならば、パスを受けた時点で、右サイドの広い2×2ができているはずです。相手右45度DFは左にも右にも抜かれそうなので、腰が引き気味になります。

 このとき、直線的に走り込んで、スピードで振り抜いてDFの左横からジャンプシュートするか、急激にストップして右に切り込めば、サイドの2×1にもっていけるはずです。この「急激な方向転換」も練習しておいてください。

 また、ダブルポストですから、センターの右横にポストを置いておけば、パスを受けた瞬間にポストへパスを落とせるかもしれませんし、急激に右へ方向転換した直後もパスを入れるチャンスです。DFは方向転換するときは手を下ろしています。

 0:6DFも基本的には1:5DFのときとおなじです。ただし、DFの間隔が小さくなりますので、抜き去るのは少し難しくなります。その分上から打つチャンスが多くなりますので、思いっきりDFの上(横)から打つようにして下さい。

 あなたは身長が大きいので、長く走り込むよりも、10mあたりから短く走り込んで、パスをもらったらすぐにジャンプして(両足ジャンプでも良い)、クイックモーションで打てば、DFの上から楽に打てると思います。

 基本的にはポストをセンターDFの右横(OF側から見て)に置いておきます。そうすると、45度DFの横でポストの上からシュートできるはずです。急激な右への方向転換のあと、ポストへパスを落とせば、センターDFは後ろから追いかける形になりますので、シュートに行けなくても7mスローがもらえるはずです。

 また、パスを受けるのが9m付近とすれば、走り込む距離が短いとDFも前へ出にくいので、パスを受けた瞬間、DFが前に出ようとしたところで、ポストにパスを落とすこともできます。

 短く走り込んでシュート、パス、の感覚を身につけると面白い攻撃ができるようになります。