このコーナーはみなさんから寄せられた質問に答えた内容を紹介したものです。練習の参考になれば幸いです


相　談

僕はシュート練習の時は普通にサイドシュートを打てるのですが、６対６の練習時や試合中などではどうしてもサイドシュートの時、上半身だけ前傾姿勢になってしまいます。(空中でお辞儀をしているような姿勢)その姿勢だと打ちにくいし格好悪いので直したいとは思ってるんですがどうすれば直せるか分かりません。アドバイスお願いします。

　
　シュート練習の時に普通にサイドシュートを打てるのならば、同じ気持ちで６対６や試合にのぞめば良いのです。試合で100％以上の力を出したいのならば、練習にのぞむ「気持ち」と試合にのぞむ「気持ち」を同じにしなければなりません。そうすると、練習中の雰囲気がピリピリと緊張してくるはずです。まさしく「試合しているつもり」で1つ1つの練習に取り組んでください。

　あなたは、６対６の練習や試合でサイドシュートに行くとき、どうしても「ＤＦが来るからはやく６ｍラインの中に飛び込もう」と、あせってしまうのではないでしょうか。

　もしもそうならば、ＤＦから逃げるのではなく、逆にＤＦに寄っていくような走り込み方をしてみてください。「ＤＦに押されて７ｍスローをもらう」つもりで走り込むのです。これには非常な「闘争心」が必要となりますが、練習ですから、思いっきり走り込んでください。

　それと、ジャンプの仕方ですが、なるべく前ではなく上へ跳ぶようにしてみてください。そしてジャンプの瞬間は思いっきり胸を張るようにしてみてください。正しい姿勢でシュートする自分の姿を頭でイメージしながら行うと、上達が早くなると思います。

　また、シュートコースも最初は上を狙った方が姿勢が崩れなくて良いでしょう。

実戦におけるサイドシュートについては、編集ビデオ「サイドの達人」「右利き右サイドのプレー」を参考にしてみてください。