このコーナーはみなさんから寄せられた質問に答えた内容を紹介したものです。練習の参考になれば幸いです


相 談

左45度です。ロングシュート、ミドルシュートがなかなか入りません。キーパーに読まれてしまいます。シュートスピードは普通だと思います。どうやったら入るようになるでしょうか?
 

 あなたはなぜ自分のシュートがキーパーに読まれるのか考えてみたことはありますか。というのも、質問の内容があまりにも漠然としていて、回答のしようが無いのです。もっと問題点をしぼり込まなければなりません。ハンドボールがうまくなるには、自分で自分のプレーを正確に分析できなければならないのです。

 自分のプレーが正確に分析できれば、つまり、なぜシュートコースが読まれるのかを自己分析で予測できてはじめて、読まれないように工夫をすることができるからです。

 この自己分析がしっかりできないと、あなたはいつまでたっても他人にアドバイスを受けなければならなくなります。うまい人はみな、自分のプレーも相手のプレーもどんなプレーも、よく分析しています。

 それはそれとして、対策としてすぐにやってみることとしては、「シュートコースをなるべく見ないようにすること」と、「ミドルシュートで今までのタイミングよりももっと早いタイミングで打ってみること」をお勧めします。

 できればパスをもらう前にしっかり走り込んで、最高のスピードでパスをもらったら1歩で打つようにしてみてください。そうするとシュートにスピードがつきますし、キーパーのタイミングよりもワンテンポ早くシュートすることがでるはずです。

 また、シュートを打つ際には、しっかりスナップを利かすように心がけてください。そうすることによって、シュートスピードやコースが、普通で打つよりもキーパーの予測しにくいシュートになります。

 
実戦における45度シュートは、編集ビデオ「氷見高校のエースT」を参考にしてください。