このコーナーはみなさんから寄せられた質問に答えた内容を紹介したものです。練習の参考になれば幸いです


相 談

実業団のキーパーを観ていると、相手の速攻の時にディフェンスがプレッシャーをかけえいる状態での6mシュートの時に詰めた状態から下がりながら取る場面がありますが、これは小型のキーパーはしないほうがよいのでしょうか?
 

 実業団クラスのキーパーになると、いろんな駆け引きを行います。詰めて左右どちらかへ誘い込んで、下がりながらコースをどんどん狭めていくということもやります。

 ただし、彼らは身体的な特性が非常に有利(身長が大きい)であり、反射神経・柔軟性ともに常人のそれを大きくしのいでいます。

 そういう能力の高い選手が計算ずくで行っている場合が多いということです。一般的にはキーパーは下がりながら取ると、つまり受身の姿勢で取ると、シューターの諸スピードに負けてしまう(位置取りのスピード、打つタイミングを取るスピード、シュートスピード)場合が多いのです。

 ですから、身長の大小は別として、キーパーが下がりながら取ることについては、あまりお勧めできません。

 
実際のキーピングは、編集ビデオ「決勝戦のキーピング」を参考にしてください。