このコーナーはみなさんから寄せられた質問に答えた内容を紹介したものです。練習の参考になれば幸いです


相 談

左45度です。フェイントで相手を抜いてシュート打てる状況になっても、あせってしまいシュートコースをキーパーに読まれ、止められてしまいます。どうすればあせらずに落ち着いてシュートを打てますか?



 あせらないでシュートするには度胸を据えることが大切です。つまり「押されてもつかまれてもいいよ、最悪でも7mスローに持ち込むから」という一種の開き直り状態になることなのです。

 これは「押されてもつかまれても必ずシュートまではいける」という自信が裏付けとなってはじめて生まれる気持ちだとも言えます。

 ということは、日ごろのシュート練習やセット練習などで、DFとの接触プレーをどんどん練習する必要があるということです。DFに当たられながら、DFに抱えられながら、苦しい体勢でシュートして決めるという練習です。楽な状態からのシュート練習は、練習のための練習に陥る危険性があるのです。

 どんなに押されてもシュートまでいける自信があれば、逆にDFに押されるまで待って、7mスローを得た状況からシュートを狙う(シュートを外しても7mスローがくる)というしたたかさも生まれるのです。