このコーナーはみなさんから寄せられた質問に答えた内容を紹介したものです。練習の参考になれば幸いです


相 談

試合の状況のような6対6では、よく2対2の集まりだと言うけど、練習での2対2ではうまく2人をひきつけて味方に打たせたり、DF時にもマークすべき相手が見えるんですが、3対3、4対4、6対6となっていくごとに、2対2の状況として周りが見えません。試合なんかになると、2対2の状況から2対1を作ることができてないようなんです。これはどうすればいいんでしょうか?


 3対3、4対4、6対6となっていくごとに、2対2の状況として周りが見えないというのは、基本的に2対2ができてないということです。

 2対2の練習でうまくいっているというのは、練習のための練習がうまく行っているに過ぎない、つまり実戦にを想定した真剣さが足りないのではないですか。

 2対2がしっかりできていれば、相手が多人数になっても、必ず部分的に崩すことが可能になります。

 そしてもう一つは、抜けた後、崩した後の相手の配置や動きをある程度予測しておかねばならないということです。あらかじめ頭の中で何通りかの動きを整理しておけば、抜けた後や崩した後にどうしたら良いかわからなくなるという、パニック状態に陥ることがなくなるはずです。