このコーナーはみなさんから寄せられた質問に答えた内容を紹介したものです。練習の参考になれば幸いです


相 談

サイドシュートを打とうと思った時、ディフェンスにあたったので、P.T.かなーと思ったら普通の笛でした。体制が整っていたらペナルティーに見えないんもんなんですか?
どうすればペナルティーをもらえますか?




 DFに当たられても十分にシュート体勢が整っていれば、シュートの入る可能性が高くなります。その度合いによって、審判はプレーを続けたり笛を吹いたりします。

 シューター十分と判断すれば、笛なしでそのままプレーは続行されますので、このときはシュートを決めるしかありません。「笛が鳴るだろうから適当に打ってしまえ」と思って打つと逆速攻につながります。

 こういったときは当たられた瞬間に「シュートに行くか行かないか」を判断します。

 「シュートに行く」と決めた場合はどんなことがあっても、決めるために全力を尽くしてください。キーパーに止められたら「しょうがない」とあきらめてすぐにDFに戻ってください。

 「シュートに行かない」と決めた場合は、そのまま6mラインの中でボールを持ったままひっくり返ると良いでしょう。

 7mがくるかフリースローかラインクロスかは審判が個人的に判断することで、あなたがどうすることもできないことです。7mを期待しても最悪の結果はラインクロスということもありうるのです。

 となると、最初からペナルティーを狙いに行くプレーは、非常にリスクが高いということがわかるでしょう。

 したがって、とにかくシュートを決めることのみを考えて欲しいと思います。