このコーナーはみなさんから寄せられた質問に答えた内容を紹介したものです。練習の参考になれば幸いです


相 談

こんにちわ。僕は高校2年で、右45度をやってます。フェイントは足をハの字にしてやれっていわれるけど、実際やってみたら、やりにくく、全く掛かりません。これからも、足をハの字にしたほうがよいのでしょうか?あとハの字にする長所はなんですか?ちなみに175pの左利きです。


 

 フェイントの基本はストップフェイントです。これができなければ、非常に直線的で単調なハンドボールしかできなくなります。ストップフェイントは縦の動きを横の動きに変化させるためにどうしても必要なのです。

スピードをつけて縦に突進して急激に横へ変化するには、どうしても一旦ストップしなければなりません。急激にストップするために、沈み込んで(膝を曲げ腰を落として)足をハの字にするのです。

スキーのボーゲンでもそうですね。傾斜が急になってスピードが出るほどハの字の後ろ足を大きく開きます。そうやってスピードを落とします。

 最初はやりにくいかもしれませんが、これをマスターするまでは徹底的にストップフェイント練習を行ってください。

 まったく掛らないというのはスピードが足りないか、しっかりストップできていないか、最初からどっちに動くのかわかる(抜く方向と逆方向にいったん重心移動していない)かいずれかだろうと思います。

 
編集ビデオ「ザ・フェイント」に実戦におけるフェイントの数々を収録してありますので、参考にして下さい